好きなことをしているのにお金がついてこない人は、「稼ぎ方」を知らない。

「好きなことをしていればお金はついてくる」

まあ、なんて素敵な響きなんでしょう。

特に女性向けの起業塾なんかのチラシを見ていると、こういう甘い言葉がよく出てきます。

でも、同時にこんなにも好きなことをしてるのに、お金につながらなくて苦しいという人も見てきました。

なぜでしょうか?

「好きなことをしていればお金はついてくる」

というのはウソだったのでしょうか?

そうです。

この言葉には、大切な言葉が抜けています。

(稼ぎ方を知っていれば)好きなことをしていればお金はついてくる」

ウソはついていません。

でも、「稼ぎ方を知っていれば」という前提が抜けているので、みんな間違ったことをしているのです。

「稼ぎ方」=「集客」×「マネタイズ」

稼ぎ方については、いろいろな定義がありますが、私はシンプルに、次の公式で考えます。

「稼ぎ方」=「集客」×「マネタイズ」

「集客」は、「興味がある人たち」を集めることです。

「マネタイズ」は、「お金に換(か)える仕組み」を作ることです。

この稼ぎ方の考え方が抜けていれば、どれだけ好きなことをしてもお金にはなりません。

「自分だけ」を喜ばせてもお金は入らない。

好きなことをしてもお金が入ってこない理由は、簡単です。

それは「自分だけを喜ばせている」からです。

Aさんは、1日中、自分が好きな「ドラクエ(ドラゴンクエスト)」をしていています。

しかし、どれだけ好きなことをしていても、お金は入ってきません。

Bさんもドラクエが大好きなのですが、自分がプレイして気づいた「ドラクエの攻略方法」をもっとたくさんの人に知ってもらいたいとサイトを運営しています。

その攻略サイトに貼ったアフィリエイト広告やGoogle AdSenseによって、お金が生み出されています。

AさんもBさんもドラクエが大好きで、1日中好きなことをしているのですが、決定的な違いがあります。

それは、「Bさんは稼ぎ方を知っている」という点です。

【集客】「興味がある人たち」を集めていますか?

まず、集客です。

「他人の役に立つ」、「他人が面白いと思う」などをまとめてここでは「他人に評価される」とします。

自分を喜ばせているだけなら、それは単なる「消費」です。

しかし、他人に評価されることができるのであれば、それは「稼ぐ」ことにつながります。

昔と比べて今の時代が有利なのは、言うまでもありませんが、「インターネット」の存在です。

ドラゴンクエストシリーズは、1986年(昭和61年)に第1作が発売されました。

当時、攻略方法を知っていたとしても、多くの人に届ける手段はありませんでした。

せいぜい、学校でクラスの友達に攻略方法を説明して「おまえすげーなー」と言われるクラスの人気者にとどまる程度でした。

攻略方法を伝えるのは、ゲーム雑誌や公式の攻略本の役目でした。

それが現在では、個人がドラクエの攻略方法を簡単に情報発信できるようになりました。

その情報発信によって、お金が稼げるようになりました。

1日中家でドラクエをしながら攻略サイトの運営をしている人は、家から一歩も出なくても「好きなことをしていればお金はついてくる」状態が実現できるようになりました。

そのためには、その攻略サイトが「他人に評価される」必要があります。

これによって、「ドラクエに興味がある人」が集まります。

他人に評価されない攻略サイトを作っても、お金にはつながりません。

【マネタイズ】「お金に換える仕組み」を作っていますか?

さて、こんなことを書くと、反論もあるでしょう。

「私は他人に役立つブログを作っているので、他人に評価されていると思うけど、全くお金にならない」

確かに、そのブログは他人の役に立って、多くの人が集まっています。

つまり、「集客」はうまくいっています。

しかし、そのブログには、「お金に換える仕組み」がなかったりします。

マネタイズができていないのです。

マネタイズ 別名:収益化 【英】monetize

マネタイズとは、一般的に、事業から収益が得られる仕組みを作ることである。

〔出典〕monetizeとは – IT用語辞典 Weblio辞書

例えば、ドラクエの攻略サイトでは、攻略サイトに貼ったアフィリエイト広告やGoogle AdSenseによって、お金が生み出されています。

特にGoogle AdSenseは、アクセス数に比例して収益が上がるため、ドラクエのように多くの人が集まるサイトにはぴったりです。

気をつけないといけないのは、「お金に換える仕組み」は1つではないという点です。

アフィリエイトは、金融・健康・美容・脱毛など特定のジャンルでは効果が抜群ですが、むしろ稼げないジャンルの方がたくさんあります。

Google AdSenseはアクセス数が多いサイトでは有効ですが、逆に言えばアクセス数が少ないサイトでは大きな力は発揮できません。

自社の商品を売ることをゴールにすることもできます。

とりあえず思いついたものを並べても、

  • オンラインサロン
  • コンサル
  • 純広告
  • 情報商材の販売
  • 電子書籍出版
  • 有料メールマガジン
  • note(ノート)
  • プライベートレッスン
  • 有料相談
  • イベント開催
  • セミナー開催
  • ライター・記事寄稿

もっとありますよね。

あるいは、上記の方法を組み合わせて展開することもできます。

したがって、マネタイズの方法を間違えると、全く稼げないということもよく起こります。

なんでもかんでもアフィリエイトやGoogle AdSenseでマネタイズしようとする人もいますが、ジャンルによっては難易度を自ら高くしてしまう結果になりかねません。

最後に

「好きなことをしていればお金はついてくる」なんて、甘い言葉にだまされてはいけません。

正しくは、「稼ぎ方」を知っていれば、好きなことだけしていてもお金が入ってくるので、生きていけるということです。

好きなことをしてるのに苦しい人は、「稼ぎ方」を知りません。

だから、「稼ぎ方」を知りましょう。

稼ぎ方を知って、好きなことだけして生きていきましょう。

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