労働・不労所得×リアル・ネットで分解する「複業マトリクス」

現在の複業マトリクス

「複業マトリクス」とは、私が勝手に考えた言葉ですが、横軸(行)に「労働所得と不労所得」、縦軸(列)に「リアルとネット」と置いて、自分がどのようなビジネスをしているのかを分解するためのマトリクス(表)です。

複業マトリクス

さらにここに「国内・海外」も加えるとより良いのですが、私自身は「国内」でしかビジネスをしていないので、2次元でいきます。

現在の複業マトリクスは次のとおりです(2017年8月時点)。

現在の複業マトリクス

労働所得VS不労所得

労働所得とは、自分が働くことで得る所得(収入)ということにします。

「会社の給料」は典型的な労働所得です。

不労所得とは、自分が働かなくてももらえる所得(収入)ということにします。

「不動産の家賃」は典型的な不労所得です。

・・・しかし実際には、この世で本当に働かなくてもいい所得というのはほとんどありません。

そのため、「不労所得」というのは、「労働所得よりは労働量がかなり少ない所得」ということにします(少労所得?)。

そうしないと、話が先に進みませんので。

リアルVSネット

もう1つの実はリアルとネットです。

会社員として給料をもらう場合も、不動産の家賃をもらう場合も、リアルの収入です。

一方、アフィリエイトでもらう報酬は、ネットの収入です。

まあ、「せどり」はどうなるんだとか、リアルとネットをまたいだものもありますが、少しでもインターネットを活用したビジネスなら、まとめて「ネット」ということにします。

とあるサラリーマンの複業マトリクス

さて、興味ないかもしれませんが、この複業マトリクスを使って、私がどうやって現在の状態になったのかを順を追って見てみましょう。

1.ふつうのサラリーマン時代

給料のみ

私も5年前まではそうでしたが、会社の給料だけなので、「労働所得」かつ「リアル」の組み合わせです。

自分がリアルで働き続けなければなりませんでした。

2.夫婦共働き時代

夫婦共働き

子どもが産まれて妻が再び働いたことで、2馬力になりました。

ただ、このときある理由により、数年後にどちらかが働けなくなることが見えていました。

リアルで働くということは、時間的に、場所的に拘束されます。

しかし、ネット上で収入を得ることができれば、時間的、場所的な拘束を受けずに収入を得ることができます。

私はGoogle AdSenseとアフィリエイトをはじめることにしました。

3.兼業アフィリエイター時代

兼業アフィリエイター

ブロガーの収入源は「Google AdSense」、アフィリエイターの収入源は「ASP広告」ということにしますが、いずれにしてもネット上で収入を得ることになりました。

とはいえ、最初のうちは自分で動かなければ何も進まないので、「労働所得」といえます。

フルタイムで働いてから、夜になったら睡眠時間を削って記事を書いていました。

4.兼業アフィリエイターその2

兼業アフィリエイターその2

途中で気づいたのは、ブロガーもアフィリエイターも、「労働所得」と「不労所得」があるということです。

つまり、記事の更新をストップしたら収入が入らない状態は、不労所得ではないということです。

トレンドアフィリエイトというジャンルがあり、稼ぎやすいのですが、記事を書き続けなければなりません。

プロブロガーもある意味では記事を書き続けるスタイルです。

そこで、途中から、記事の更新をほとんどしなくてもいい方向へ進路変更しました。

その結果、全くゼロというわけではありませんが、それほど記事を書かなくても安定的に収入が入るようになりました。

一言で言えば、「オーソリティーの高いサイト(専門特化サイト)」にしたわけですが、今回は本論ではないのでまた別の記事で。

5.太陽光発電所オーナー

太陽光発電投資

さて、ブロガーとアフィリエイターの収入が増えても、それによって生活レベルを上げるのではなく、さらに本や情報商材、ツールを買ったりして、増やしていきました。

実は同時期に「不動産投資」を考えていたのですが、どうも素人には難しいなあと思っていました。

そんなときに、知り合いから「太陽光発電があるけど買う?」と聞かれて条件もそれほど悪くなかったので、「買います!」と即答して太陽光発電所のオーナーになりました。

住宅の屋根につけるものではなくて、公共施設の屋根を借りて、そこに太陽光発電設備を設置するので投資額は1000万円超えてます。

判断した理由としては、節税ができたんですよね。あと単純にやってみたかっただけ。

結果、そのときあったブロガーとアフィリエイターの収入で貯まったお金を全部投資しました。

妻に相談したら、「もともとゼロからスタートだったから、いいんじゃない」とあっさりOKをもらって逆にビビりました。

6.独立後

現在の複業マトリクス

これが現在の会社を辞めた独立後の複業マトリクスです。

会社の給料の代わりに「経営コンサルタント」の収入が、そして左下には「ライター」が追加されました。

経営コンサルタントは月に数日外に出るかどうかなので、かなり楽です。

今後も増えたり減ったりするかもしれませんが、複業マトリクスは「収入源に偏りがないか」を確認するものさしとして使えます。

複業ポートフォリオ

さて、複業マトリクスの欠点は、金額的な偏りがわかない点にあるので、さらに「複業ポートフォリオ」(これも私が勝手に考えました)という考え方も入れるといいですね。

ポートフォリオは金融・投資で見かけますが、複業ポートフォリオは「金額」で各収入源ごとに割合を見ていきます。

【ふつうのサラリーマン時代】

複業ポートフォリオその1

会社辞めたらいきなり収入源がなくなる状態です。

【独立後】

複業ポートフォリオ

分散投資ならぬ「分散収入(源)」が複業ポートフォリオです。

上記の円グラフは適当なので、実際の我が家の世帯年収のバランスとは全然違いますが、1つ吹き飛んでも影響がないということを言いたいだけです。

最後に

いかがでしたでしょうか。

他の軸で分解してもいいかもしれませんが、私はこの複業マトリクスに従って、新しい収入源を増やす努力をしてきました。

まあ、なかなか収入源を増やすこと自体が難しいと思いますが、既に複数の収入源をもっている方は、自分の収入源の偏りを一度確認して、複業ポートフォリオも描いてみて、ときどき「リバランス」をしてみてはいかがでしょうか。

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